2016年01月28日

Jの次の一手-2

「Jの次の一手」では筆者の実戦譜から問題作成用に局面を手直ししたものを出題致します。
筆者の棋力はアマ二〜三段程度ですので、それなりの難易度の問題とはなりますが、
少しでも楽しんでいただいたり、参考していただければ幸いです。




さて私の実戦からの出題です。
相振り飛車の戦いから終盤自玉が追い詰められている局面です。


(問題図 先手番)
実際は私(番の手前)が後手でしたが、便宜上先手番ということにします。

黙っていれば△1五銀までの一手詰、
かといって後手玉はどうやら詰まない様子。

どうやってこの状況を切り抜ければよいでしょうか。
答えは二通りの用意がありますので、
いろいろな方法を考えてみてください。

答えと解説はページ下部に掲載します。












































まずは失敗の例から。
先手玉は△1五銀で一手詰ですが、▲1五歩などで防ぐと、△2五銀打とされて詰みます。
ということで▲1五飛!とするのが目につきます。



しかしこの場合は単に△同銀とされ、▲同玉に
一度△9五角(失敗図)とでてから△7七角成や△8三銀などを狙われると入玉するのが困難な情勢となり失敗です。
ちなみに実戦で私はこの手を指して無理やり入玉して勝ちました(^_^;)
相手が初段くらいまでなら先手が勝てるかもしれません。

(失敗図)

答え@▲7一銀


王手なので取るしかありませんが…。
△同玉▲1一飛△6一歩▲1四飛成(結果図1)


(結果図1)

銀を龍で取った結果図1はもう入玉を阻むのが困難であり、
先手勝ち筋です。

この銀捨てから飛車打ちはよくある筋なので覚えておきたいですね。

答えA▲9四桂


△7一玉ならば答え@と同様の順で先手勝ち

よって
△9三玉▲8五桂△8四玉▲7三桂成△同玉▲5一角△6四玉▲2四角成(結果図2)

(結果図2)

馬の手厚さと四段目の飛車打ちの筋もあり、
入玉を阻むのは大変。よって先手勝ち筋と言えそうです。
ただ答え@よりはあやがあり、勝ちきるのは大変そうですね。

posted by Justice at 05:00| Comment(0) | 実戦次の一手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする